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平日は音楽関係の仕事~週末はCDも出す口笛奏者のブログ17年目。月12回更新継続中!


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CrossOver Night 2012 でわかったこと

12月29日は待ちに待った「CrossOver Night 2012」。
カシオペア、パラシュート、渡辺香津美、高中正義、鈴木茂、ナニワエキスプレス・・・それぞれが約40分の持ち時間で演奏をするイベントです。
東京国際フォーラムAは、キャパが5,000のホールで、ほぼ人が埋まっていたほどの盛況ぶり。・・・客のほとんどが40-50代・・・つまり我々世代の充分なオッサンたちです。
やっぱり我々世代にはたまらん音楽なのでしょう。
CrossOver Night 2012 でわかったこと_c0051760_1030817.jpg


何と言っても私の中でのフュージョンの幕開けは渡辺香津美
たぶんみんなそうだと思うのですが、日立「Lo-D」というオーディオのCMソングで、超名盤『To Chi Ka』に収録されている「Unicorn」が使われて、もうそれがカッコよかったわけです。ロックしか聴いてなかった私には「何じゃこりゃ?」だったわけです。そこから長く険しいフュージョン人生が始まりましたわ・・・。


カシオペアなんて高校の時、中間テストの真ん中で大阪厚生年金大ホールでコンサート見に行って、ヤラれて帰ってギターばかり弾いて勉強できず、ボロボロの成績とってしまったことを思い出しますわ・・・。もう当時はカシオペアは世界最高のグループ!とか信じてましたので。マクセルのCMに出た時は、「とうとうフュージョンバンドもここまで・・・」と胸が熱くなりましたわ・・・。


高中正義は中学の時に死ぬほど聞いたわ。「Blue Lagoon」とかもう30年も前の曲か・・・。あと『虹伝説』ね。これアナログで2枚組だったので高かったのですがCDだと1枚で入るから安い!・・・武道館で「虹伝説」ライブをやったのですが当時大阪に住んでいた私に行けるはずもなく、「東京はエエなぁ」と思った人生最初の体験です。あと高中とサンタナとのジョイント・ライブってのがあって、これは当時中学生だった自分には泣きたいほど高いチケットでしたが、フェスティバルホールに友人と見に行ったのを覚えてます。

ナニワもよくライブに行きました。当時の大阪のアマチュアドラマーなんてジャズの人もロックの人もみんな力哉さんにヤラれてました。・・・だって、ドラムが一番音量がデカいバンドなんて他にないから。当時は「東のスクェア(現:T-SQUARE)、西のナニワエキスプレス」とか言われておりましたが、スクエアに比べて全てにおいて圧倒的にお行儀が悪いのが本当に大阪っぽくて大好きでした。フュージョンと言うより「ジャズロック」。今回はキーボード&サックスの青柳さんが久々に復活する!ということで期待しすぎるほど期待しておりました。
ところでamazon見てもどこ見ても、名盤『Wind Up』がない。数年前に中古で見つけたけど8,000円でした。仕方ないので買ったけど・・・。今見たら7,500円になってる。・・・何で再発しないの??
ちなみに9月くらいに青柳さんと一緒にお仕事してる時、青柳さんの携帯が鳴って「あ・・・シミちゃん(ナニワのベース:清水興さん)から電話や・・・」と席を外されて40分ほど話し込まれてたってことがありました。今から考えるとあの時に「今回は一緒にやろうや」と口説かれたのかも知れません・・・。

鈴木茂さんは、まぁ何と言うかティン・パン・アレーの人で、フュージョンこそがこの世で一番崇高な音楽だと思ってる若かりし頃、フュージョンより小難しそうで神経質そうなPOPミュージックをやってる人がいるんだ・・・みたいな感じで見ておりました。林立夫さんと小原礼さんと鈴木茂さんは当時青山学院高等部の同級生だったそうで、高校のときから一緒にバンドを組んでいたそうです。・・・どんな高校やねん・・・。
このたび、小原礼さんと林立夫さんが組んだユニット『フィフス アヴェニュー サウス』にもゲスト参加しております(うちのレーベルからリリースしております)。
この年になっても、高校時代の友人と一緒にバンドやってアルバム出せるって最高やなぁ・・・と。

でもね、イベント自体はよかったのですが、日程が悪い・・・と。
12月29日って、だいたいオッサンは28日まで仕事の会社が多く、休みの一発目で、帰省しなきゃいけな人が多いわけです、帰省しなくても、家の年越しの手伝いをさせられる日程でもあるわけです。
できればあと1-2週間早めて欲しかったなぁ・・・とか知り合いのキョードー東京さんに言うと、「そりゃわかるけど無理。オッサンが対象なので土日祝日限定のイベントにしなきゃなんだけど、みんな売れっ子だからスケジュールがとれない?特にパラシュートの井上鑑さんとか、福山雅治の年末のツアーがびっしり入ってて週末はこの日程しか無理なんだもん」と。パラシュートと言えば今剛さんも福山くんのバックじゃなかったっけ?
福山くのスケジュール見ると、27、28、30、31日が横浜パシフィコでコンサートになっていて、井上鑑さんはちょうどその休憩日の29日に有楽町でこのコンサートに出てたわけですな・・・。

内容の方も満足のイベントでございました。
まず、カシオペア。
長年連れ添ったキーボードの向谷実と熟年離婚したギターの野呂一生・・・と言えばいいのでしょうか、リーダーの野呂一生が健在とはいえ、もう向谷が抜けたバンドなんてこりゃカシオペアじゃないわ・・・と思ってたわけです。名前も「CASIOPEA 3rd」になったし。
でも、それを逆手にとったというか・・・全く別物として成立させたのが素晴らしかった。
新しく入った大高清美さんは、基本はオルガン奏者。ロックもジャズもハモンドでガンガンこなす人。シンセをメインにキレイなアンサンブルを作っていく向谷実とは全く違うタイプのキーボーディストです。
ここで向谷氏とおなじタイプを持ってきて、今までと同じことをしようとすると、そりゃオリジナルメンバーの演奏は超えられません。なのでメンバー・チェンジを機に「別物にする」ことで、オリジナルメンバー時代と比較の対象にしない・・・これこそが前を向いていくバンドのあるべき姿ではないか?と考えさせられました。
バンド+オルガンで聴く「ASAYAKE」「TAKE ME」「BLACK JOKE」はなかなかスリリングで面白かったです。司会が向谷じゃなくなったってことを除いて純粋な音楽性だけ考えれば、個人的にはこちらのほうが好きかも知れません。

ナニワはコンサート前日に東原力哉さんが通風で手が動かなくなり、急遽出演辞退・・・ドラムが大きな要素のバンドだけにどないすんねん・・・?ということで、急遽代役の白羽の矢が当たったのが17歳の新進気鋭の美少年ドラマー、平陸(たいら りく)君。
天才子供ドラマーとして昔からyoutubeなどで騒がれていた子です。
なんせライブの前日に頼まれて、当日の朝に初めてメンバーと顔合わせして「はじめまして」でリハをやって、その10時間後には本番やっちゃうわけです。
正直ぶっ飛びました。バカテク。
でも、バンドの素晴らしいところは、力哉さんと同じタイプのドラマーを持ってこなかったってこと。
グルーブもセンスも全く違う、しかもとびきり若いドラマーをあてて、短時間で「全く別のナニワ」に作り変えたことだと思います。そりゃ力哉さんの代わりで同じようなタイプのドラムをハメても、何だか見てるほうはワクワクする要素がまったくないわけです。「所詮代役だろ・・・」と。
しかし、全然違うタイプのドラムが入ると最初は違和感を感じましたが、2曲目あたりから「ちょっと待て?・・何じゃこりゃ・・・!」となるのです。
でもね、ナニワなんて青柳さん以外はみんな50代後半なわけです。今でもお行儀がいいフュージョンバンドじゃないですが、やっぱりベテラン。・・・なのに、17歳のドラムが入ると、ドラムのみならずめちゃめちゃサウンドも自体も若返るのですわ。

今後いろんなバンドはメンバー・チェンジをすることもありましょう。
その時はそれを機に、バンドをどうするのか?を、考えるいい機会かも知れません。
全くスタンスを変えずにやり続ける方法もあります。
一方で、今回のCrossOver Nightで見たように、全く別のバンドにして寿命を延ばすいい機会かも知れません。
新たなメンバーに「何を期待するか?」というより、「何を期待させてくれるくらいのメンバーか?」って人を持ってきて、今までのファンも「別物として」満足させ、新たなファンをつけてくれる・・・そんなメンバーチェンジが理想やなぁ・・と思った次第です。

ここまで言っておいて何ですけど、その対極にあるのが、JOURNEY
ギターのニール・ショーンが、YOUTUBEで元ボーカルのスティーヴ・ペリーのそっくりさんをフィリピンで発見して、電話かけて「JOURNEYのメンバーになってくれ!」とオファーしたとか。
あまりにそっくりすぎてワロタけど、このボーカルはかわいそう。

スティーヴ・ペリーを下回ってもダメだし、上回ってもダメ。自分を出すことを期待されてないって演奏者として辛くないかなぁ?
でも「懐メロバンド」として「新しいことをしない」「今までの財産で食っていく」って言う決断もありだしそれはそれで美しい。その場合は、こういう後任メンバーの探し方もいいと思いますが・・・。


by t_yana | 2012-12-30 10:13 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

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