平日は音楽関係の仕事~週末はCDも出す口笛奏者のブログ17年目。月12回更新継続中!
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口笛太郎、北へ【十和田~奥入瀬・出発(たびだち)編】
【前回の続き】
アーティストの守章さんは、主に「音」を使ったり絡めたりした芸術を創造する人。ただしそれは「音」であって「音楽」じゃない。「音楽」の場合もあるけど、それは「音楽的」である必要は無く、「音」として使うわけです。
説明するのは難しいですが・・・。
今回は、カーペンターズの「Close to you」の一番最後のフレーズ(「あーああああークロス・トゥ・ユー♪」)を、奥入瀬の自然の音の中で口笛で鳴らしたものが欲しい、と。
宿で一泊し、朝早く奥入瀬に入りました。原生林の真ん中を道路が走ります。
奥入瀬川は氾濫しない。なので、川の水面と人が歩くところの高さがほとんど変わらない。
岩や石はコケが生えている。これが奥入瀬の原生林を支えているらしい。
滝もなかなか豪快に流れておったぞ!
こんな中で、マイクを立てて口笛を録音。こんな経験はあまりできないものです。
現在、十和田市現代美術館では「そらいろユートピア」という展示コーナーを開催中で、見てみるとそれはそれは感動的なものです。こんな芸術心のない僕でも、見ていてちょっと泣きそうになったものがいくつかあった
「カフェ・ド・モンク」という、お坊さんが被災地を廻って心のケアをする様子の写真展があった。これはみんなにも是非見てほしい。
その「そらいろユートピア」という展示スペースに守さんの作品も展示しています。守さんいわく、「クロース・トゥ・ユー」・・・つまり「あなたにもっと近付きたい」ってことのメッセージの音として、あの曲の最後のメロディを「音」として自分の作品に添えたい、と。
そして、だんだん元気がなくなってきている十和田の商店街の活性化のアイデアのひとつとして、あの寂れた場所に「まちなか展示会場」として展示(使用)するそうなのです。
なので、いろんな「クロース・トゥ・ユー」が欲しい・・・というリクエストをいただき、上手に吹いたもの、下手に吹いたもの・・・など何パターンかを録音しました。
しかしそれならもっといろんな人に吹いてもらおう・・・!ということで、美術館は「守さんと口笛太郎と一緒に、奥入瀬に行って口笛を吹きましょう」というバスツアーを企画。そのツアーで、
「上手い人も下手な人も口笛を吹いてください」
「それを録音して展示品として使用します」
「吹けない人でも大丈夫。口笛太郎が優しく指導します」
と宣伝して、定員の20名が集まったのでした。
もちろんこういった企画は、美術館への集客にも結びつきます。
奥入瀬での早朝録音後、美術館に行き、そこで参加者の方をお迎え。
しばらく美術館を見ていただいた後に、バスツアーはスタート。僕らは再び奥入瀬に。緑の十和田Tシャツを着て盛り上げました!
新聞でも取り上げられたりしてたようです。これは事前のツアー募集記事。
かなり好評だったようで、当日の様子も記事になっておりました。
中には中学生の男の子とお母さまの2人組みが参加していて、その子は僕のCDを聴いて口笛に興味を持ってくれたらしく、今まで音がちゃんと出なかったんだけど、直接会っていろいろ教えてあげたら、音が出るようになった。すごく喜んでくれてたのでこっちまで嬉しくなりましたわ。
奥入瀬は奇跡の渓谷。
山の国である日本。川は上流においては水流が早い。
しかし奥入瀬は高低400mを12kmという長さでほぼ均等にゆるやかに降りる地形なので、川の流れがゆったりしている。
しかも生えてる木は、冬には全部葉が落ちるものばかり。
これだけの量の木の葉が毎年全部落ちるとなると、土壌がものすごく豊かになり、そこに強力な水の調整機能が働くわけです。
だから絶対川が氾濫しないそうです。
例えば川の中に頭が出ている岩。・・・そこから植物や、木が生えている。
ん?・・・岩に木が生えてる・・・?
つまり岩肌に永きに渡りコケが生えて行き、その上に種が落ちてきてコケを土壌として植物が生えるのだ。・・・これってつまり川が氾濫して岩肌を急な水流がキレイにすることなんてあったら、コケも生えないし、ましてや木も植物も生えない。
・・・つまり何十年にもわたってそんなことが起きなかったほど、川の流れが安定しているってことになります。
大自然の偉大さを知りました。また自然ってほんとギリギリのバランスで成り立っているもので、もともとないものはできるだけ持ち込んだり、人類が作っちゃいけないんだなぁ・・・と。
普通は、ただ森を見てるだけなんて「あー、マイナスイオン!」で終了。面白くもなんとも無いんだけど、ちゃんと知識のある人に解説をしてもらいながら見て歩くと本当に面白い。
できれば若い人にも体験してほしいものです。
今回、いろんなことを勉強させてもらいました。
芸術のこと。自然のこと。青森のこと。エネルギーのこと。
そして、いろんな方・・・普段、普通に生活をしていると恐らく知り合うこともなかったような方面の方・・・と交流を持てたことも嬉しかった。
館長の藤さんも、守さんも、口笛に興味を持ってもらえたようです。
館長さん、また何かやりたいです。十和田で。
守さんには、東京でワタミの飲み方を教える約束もしております。近々行きましょう!
忙しい毎日ですが、ちょっとづつ輪が広がっていくってのは、日常を過ごすモチベーションになるもの。
これがご縁で、青森の皆様ともっと繋がればいいなぁ・・・。
【追記: 十和田市のその後・・・】
アーティストの守章さんは、主に「音」を使ったり絡めたりした芸術を創造する人。ただしそれは「音」であって「音楽」じゃない。「音楽」の場合もあるけど、それは「音楽的」である必要は無く、「音」として使うわけです。
説明するのは難しいですが・・・。
今回は、カーペンターズの「Close to you」の一番最後のフレーズ(「あーああああークロス・トゥ・ユー♪」)を、奥入瀬の自然の音の中で口笛で鳴らしたものが欲しい、と。
宿で一泊し、朝早く奥入瀬に入りました。原生林の真ん中を道路が走ります。
奥入瀬川は氾濫しない。なので、川の水面と人が歩くところの高さがほとんど変わらない。
岩や石はコケが生えている。これが奥入瀬の原生林を支えているらしい。
滝もなかなか豪快に流れておったぞ!
こんな中で、マイクを立てて口笛を録音。こんな経験はあまりできないものです。
現在、十和田市現代美術館では「そらいろユートピア」という展示コーナーを開催中で、見てみるとそれはそれは感動的なものです。こんな芸術心のない僕でも、見ていてちょっと泣きそうになったものがいくつかあった
「カフェ・ド・モンク」という、お坊さんが被災地を廻って心のケアをする様子の写真展があった。これはみんなにも是非見てほしい。
その「そらいろユートピア」という展示スペースに守さんの作品も展示しています。守さんいわく、「クロース・トゥ・ユー」・・・つまり「あなたにもっと近付きたい」ってことのメッセージの音として、あの曲の最後のメロディを「音」として自分の作品に添えたい、と。
そして、だんだん元気がなくなってきている十和田の商店街の活性化のアイデアのひとつとして、あの寂れた場所に「まちなか展示会場」として展示(使用)するそうなのです。
なので、いろんな「クロース・トゥ・ユー」が欲しい・・・というリクエストをいただき、上手に吹いたもの、下手に吹いたもの・・・など何パターンかを録音しました。
しかしそれならもっといろんな人に吹いてもらおう・・・!ということで、美術館は「守さんと口笛太郎と一緒に、奥入瀬に行って口笛を吹きましょう」というバスツアーを企画。そのツアーで、
「上手い人も下手な人も口笛を吹いてください」
「それを録音して展示品として使用します」
「吹けない人でも大丈夫。口笛太郎が優しく指導します」
と宣伝して、定員の20名が集まったのでした。
もちろんこういった企画は、美術館への集客にも結びつきます。
奥入瀬での早朝録音後、美術館に行き、そこで参加者の方をお迎え。
しばらく美術館を見ていただいた後に、バスツアーはスタート。僕らは再び奥入瀬に。緑の十和田Tシャツを着て盛り上げました!
新聞でも取り上げられたりしてたようです。これは事前のツアー募集記事。
かなり好評だったようで、当日の様子も記事になっておりました。
中には中学生の男の子とお母さまの2人組みが参加していて、その子は僕のCDを聴いて口笛に興味を持ってくれたらしく、今まで音がちゃんと出なかったんだけど、直接会っていろいろ教えてあげたら、音が出るようになった。すごく喜んでくれてたのでこっちまで嬉しくなりましたわ。
奥入瀬は奇跡の渓谷。
山の国である日本。川は上流においては水流が早い。
しかし奥入瀬は高低400mを12kmという長さでほぼ均等にゆるやかに降りる地形なので、川の流れがゆったりしている。
しかも生えてる木は、冬には全部葉が落ちるものばかり。
これだけの量の木の葉が毎年全部落ちるとなると、土壌がものすごく豊かになり、そこに強力な水の調整機能が働くわけです。
だから絶対川が氾濫しないそうです。
例えば川の中に頭が出ている岩。・・・そこから植物や、木が生えている。
ん?・・・岩に木が生えてる・・・?
つまり岩肌に永きに渡りコケが生えて行き、その上に種が落ちてきてコケを土壌として植物が生えるのだ。・・・これってつまり川が氾濫して岩肌を急な水流がキレイにすることなんてあったら、コケも生えないし、ましてや木も植物も生えない。
・・・つまり何十年にもわたってそんなことが起きなかったほど、川の流れが安定しているってことになります。
大自然の偉大さを知りました。また自然ってほんとギリギリのバランスで成り立っているもので、もともとないものはできるだけ持ち込んだり、人類が作っちゃいけないんだなぁ・・・と。
普通は、ただ森を見てるだけなんて「あー、マイナスイオン!」で終了。面白くもなんとも無いんだけど、ちゃんと知識のある人に解説をしてもらいながら見て歩くと本当に面白い。
できれば若い人にも体験してほしいものです。
今回、いろんなことを勉強させてもらいました。
芸術のこと。自然のこと。青森のこと。エネルギーのこと。
そして、いろんな方・・・普段、普通に生活をしていると恐らく知り合うこともなかったような方面の方・・・と交流を持てたことも嬉しかった。
館長の藤さんも、守さんも、口笛に興味を持ってもらえたようです。
館長さん、また何かやりたいです。十和田で。
守さんには、東京でワタミの飲み方を教える約束もしております。近々行きましょう!
忙しい毎日ですが、ちょっとづつ輪が広がっていくってのは、日常を過ごすモチベーションになるもの。
これがご縁で、青森の皆様ともっと繋がればいいなぁ・・・。
【追記: 十和田市のその後・・・】
by t_yana
| 2014-08-02 01:30
| 口笛
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