この意見が正しいのかもわからないし、マジョリティではないこともわかったうえでの話し。
現在アメリカ議会で審議されているインターネット検閲法案、
SOPA( Stop Online Piracy Act)とPIPA(Protect IP Act)に対して、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏が反対と声明をあげた、と。wiki、googleなどの他のネットメディアももちろん反対。
いわく「言論の自由が妨げられる」と。
ご立派。
片や、音楽や映像会社は、ネットでの海賊行為への対抗策としてこの法案を支持しております。
違法ダウンロードは万引きと同じ。
当然。
これはあくまで僕自身の考え方なのであしからず。
インターネットは未完成なメディアで、一部のインテリと良心的な人達だけではここまで普及しなかったはず。インターネットとそれをメディア化した企業は、インターネットや自身の成長は、コンテンツの海賊行為という「万引き」したい邪(よこしま)な連中の行為もあって爆発的に普及したことも知っているはず。
なのに何もしてこなかった。
言論の自由を盾に、万引き行為を放置するつもりなのか?と思う。
確かに「言論の自由」「自由なメディアに規制を入れるな」という建前はあったものの、著作権保護に真剣に乗り出さなかった。
著作権の保護に真剣に取り組むと、自分達に都合が悪いがわかっていたに違いない。いつだって「自由なメディア」というキレイな言葉を出して、自分たちの収益のために万引きを放置してきた。
僕だってこの法案を手放しに喜ばないが、いづれこのような問題がシリアスになることはわかっていたわけで、それに対し真剣に取り組まなかったツケがコレだと思う。
仕方ないよ、そりゃ。
ネット企業は言論の自由を謳うなら、著作権保護を強く打ち出し、それに対するアクション・プランを出すべきだと思う。でないと説得力が無いよ。
著作物は、著作者のもので、それで生活をしている人がいる。
著作者は自分の著作物がどう扱われるか?を決める権利がある。
ネット・ビジネスは、ビジネス・スキーム(仕組み)で商売をするが、作家やアーティストにはそのようなものはなく、一作一作が勝負で、そのようにして作り出してきた著作物が、「自由」を盾にしてどんどん万引きされていて、自身の儲けのためにそれを取り締まろうとしない会社があって、その会社はどんどん儲かっている。
万引き犯の助けもあって。
「言論の自由」なんてもっともらしいことを叫べば、今後も万引きOK」とわかっている万引き野郎どもは、そりゃこの法案に反対!とネットで騒ぐに決まっている。
天に向かってツバを吐くとはこのこと。僕に言わせれば、違法ダウンロードで音楽を聴いてるヤツの言論の自由など、制限を加えても仕方ない、そういう人たちの言論の自由は、著作権が保護されるオールドメディアで行使すればよい、と思う。
マーク・ザッカーバーグは、facebookやツイッターで法案反対を呼びかけた。
そんな若きITのヒーローの発するメッセージが「言論の自由を支持しろ!」と言い、ネットで人々を煽るわけだ。
facebookはそろそろ上場。それに伴い、何兆円というとんでもない大金のキャピタルゲインが入ってくるはず。反対するくらいなら、その金で音楽レーベルはじめ著作権を持つ会社をなぜ買おうとしない?そうすればこの法案に反対させることができるのに。
結局コンテンツは食い物だと思ってるからでしょ。
そしてマークの「言論の自由に」愉快犯のごとく同調するのは、万引きに慣れた人達。
「これからも万引きできないよ」
「そりゃ困るぜ!」
「とりあえず言論の自由って言っておこうぜ!」・・・と。
僕はスティーブ・ジョブスはすごいなぁと思うが、iTuneStoreのビジネスマナーは大嫌い。それになびいた音楽レーベルも情けない。でも、なびかざるを得なかったのは、ネットによるコンテンツの万引きが横行したからってのも理由のひとつ。そのあたりはハッキリさせたい。
apple信者には断じてならない理由のひとつです。
スティーブ・ジョブズが世の中を変えられたのは、ビートルズがいたからだ。
必要以上に崇め奉る必要は無く、同じappleでもビートルズの方が偉い!と信じる。
今一度、「著作権を守る」・・・いや「著作者を守る行為をとらないと、言論の自由が奪われる」という観点で、建設的な提案を、ネット企業からすべきだと思う。
facebookやtwitterが、どこかの国の革命を起こした、なんて聞こえのいい宣伝文句に騙されない。
20世紀以前でも革命は起こったのだ。
災害などのときにネットが力になったのは認める。でもそれは万引きが横行してるサイトでなくてもいいだろう。
まぁこれはアメリカの話で、中国のサイトが相変わらずネット万引きをやっていれば意味の無いことってのもわかってる。
でも、僕はアメリカの映画や音楽で育ってきた。
そういう国が、素晴らしい自分達の国の著作物を、ちゃんと守るっていう姿が見たいのです。
辻褄があってなかったり、不勉強だったり、的外れなら申し訳ないけど、誰になんて言われようが、僕はこの法案には仕方なく賛成なのです。
知識層が高い見地から「この法案は反対!」と言っても、ネットで反対と騒いでいる人の大半は、「言論の自由」と聞こえのいいことを叫べば、これからも堂々と万引きができる!という気持ちの人だと思う。
極端すぎるかもしれないが、まんざら間違ってないよ。
「人類は、自分達でコントロールできないものを作るべきではない。」
原子力発電で学んだことだ。
「原発は未来形。後戻りすべきではない」
この意見に「そんなんだったら後ろに戻ってもいいや」と思う人もいるはず。
人類はインターネットを「未来にあるべきいいもの」に完成しうるほどの良心を持っているのか?
そういう側面もあるのだ。
もちろん僕は、正しくない著作物の扱いをしたことだってあるかもしれないけど、ネットを使った違法ダウンロードは生涯で一度もしたことはない。
そういう人はもちろん僕だけじゃない。
そういう人から、ネットでの言論の自由を取り上げられるとしたら悔しい。
まぁ日本の法案の話じゃないんだけど。
そのうち日本でも目の当たりになりそうな話しか、と。
例え成立したとしても、「満場一致」のようなめでたい法案じゃないってことも含めて、あえて言わせていただきました。
みなさん、著作物にお金を払いましょうね。
くれぐれも申しますが、僕はインターネットそのものを否定しているわけではないので。
ネット長者や急成長ネット会社にとって一番厄介な「著作権」。
お前らそろそろそれに目を向けて真剣に取り組め!という話を、わざとこういう風に書いたのです。
これに賛成すると「言論の自由」を否定し、検閲を推奨する非民主主義者?
そう思われがちだからか、声を大にして「これに賛成」という人がネットに見当たらないのが、逆に怖くなったので。